PythonZen & PEP 8 検定 試験問題解説)PEP 8でコーディングに利用する文字エンコーディングを、次の選択肢の中から選びなさい。

当コラムでは、PythonZen & PEP 8 検定試験で出題されている問題の解説を行なっています。試験はこちらでオンライン受験できます。当コラムシリーズを読んで自信がついたら、ぜひ試験に挑戦してみてくださいね。

今回のコラムで解説する試験問題はこちらです。

問題

PEP 8でコーディングに利用する文字エンコーディングを、次の選択肢の中から選びなさい。

  1. ASCII
  2. UTF-8
  3. EUC
  4. UTF-16

解答のヒント

PEP 8のソースファイルエンコーディング(Source File Encoding)に関する問題になっています。

HTMLファイルなどでは冒頭で文字コードを宣言するのが通例ですが、Pythonファイルでは文字コードを宣言するべきではありません。常に規定の文字コードを使いましょう。その文字コードとは、きっとみなさんのご想像の通りです。今や世界中のオープンソースでこの文字コードが標準になっています。PEP 8のリンク先で答えを確認してみましょう。

また、変数名や関数名などの識別子では、可能な限りASCII文字かつ英単語を使うことが推奨されています。例外として、氏名や地名などの固有名詞、略語、専門用語などでASCII文字以外の文字や英語以外の言語を使うことがあります。

正解はこちら

PEP 8のリンク先で答えを確認してみましょう。ガイドラインには、ルールとして従わなくてはいけないこと(must)、推奨されること(should)、各ルールの適用例・非適用例(cases)が書いてあります。ルールを機械的に覚えるだけではなく、なぜこのルールがあるのかを意識して読むと、より理解が深まるでしょう。

正解が分かったら、次はPythonZen & PEP 8 検定試験で実際に試験を受けて力試しをしてみましょう。試験には何度でも無料でチャレンジできます。

PythonZen & PEP 8 検定試験で学んだことを、実際のPython開発にも活かしていただけると嬉しいです。