当コラムでは、PythonZen & PEP 8 検定試験で出題されている問題の解説を行なっています(こちらでオンライン受験できます)。当コラムシリーズを読んで自信がついたら、ぜひ試験に挑戦してみてくださいね。
今回のコラムで解説する試験問題はこちらです。
問題
PEP 8での空白の扱い方で間違っているものを、次の選択肢の中から選びなさい。
1.
if x == 4:
print(x, y)
2.
dct['key'] = lst[index]
3.
c = (a+b) * (a-b)
4.
x = 1
y = 2
long_variable = 3
解答のヒント
PEP 8の空白(Whitespace in Expressions and Statements)に関する問題になっています。こちらのガイドラインを読んでみましょう。
空白を入れるべきでない箇所として、インデックスの開きカッコの直前、優先度が高い四則演算子の前後などが挙げられています。また、ほかの行と揃えるために代入演算子の前後に2個以上の空白を足すことは推奨されていません。
正しいサンプルコードには # Correct:
、間違ったサンプルコードには # Wrong:
とコメントされていますので、よく確認してみましょう。
正解はこちら
ガイドラインには、ルールとして従わなくてはいけないこと(must)、推奨されること(should)、各ルールの適用例・非適用例(cases)が書いてあります。ルールを機械的に覚えるだけではなく、なぜこのルールがあるのかを意識していくと、理解が深まりますね。
自信がついてきたら PythonZen & PEP 8 検定試験 で実際に試験を受けて、正解を当ててみましょう。
そして、みなさんのPython開発にも活かしていただけると嬉しいです。